2024.03/17
腸内環境とプロバイオティクス、プレバイオティクス
自律神経のバランスのために腸内環境を整えるには、
プロバイオティクスとプレバイオティクスについて知っておくことが重要です。
これらは共に腸内環境の健康をサポートする役割を果たしますが、
それぞれ異なる性質のものとなり、合わさることでより効果を発揮します!
前回の記事はこちらから!
プロバイオティクス
プロバイオティクスは、生きた微生物(通常は善玉菌)を摂取することで腸内環境を改善し、
健康に良い影響を与える食品やサプリメントのことを指します。
これらの微生物は、腸内細菌叢に存在する自然な菌株と似たものであり、
腸内のバランスを整え、免疫機能を向上させるなどの効果が期待されます。
例えば、ビフィズス菌やラクトバチルス菌などが代表的なプロバイオティクスの例です。
プレバイオティクス
プレバイオティクスは、消化されずに大腸まで届き、
腸内細菌叢の健康を改善するための栄養素や食物繊維のことを指します。
具体的には、善玉菌の増殖を促進し、腸内環境を改善する効果があります。
プレバイオティクスは、オリゴ糖やイヌリンなどの食物繊維が一般的な例です。
プロバイオティクスとプレバイオティクスは、
それぞれ独立した働きを持ちながらも、相乗効果を発揮することがあります。
プロバイオティクスが善玉菌を補充し、プレバイオティクスがその善玉菌の増殖を促進することで、
腸内環境のバランスを改善し、さらに消化器官の健康を維持する効果が期待されます。
両者は食品やサプリメントとして摂取することができ、
定期的に摂取することで腸内環境の健康をサポートすることができます。
次回はプレバイオティクス、プロバイオティクスについて個別にご紹介します!
また、腸内環境については厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
e-ヘルスネットでも解説されています。