2024.05/11

自律神経測定システムを使用したプロジェクト「MARS-500」①

Biocom Technologiesの自律神経測定システムは世界中で使用されており、

様々なプロジェクトで活用されてきました。

それでは今回は以前にもブログでご紹介した「MARS-500」について

詳しく紹介していきます!


「MARS-500」とは


「MARS-500」とは火星への有人調査を行うことを前提に、

宇宙飛行士の心身の健康状態にどのような影響が出るのかを研究する

ロシアのモスクワで2009年から2011年まで行われた実験プロジェクトです。


そしてこのプロジェクトの長期的研究目的のひとつとして、

”北米およびその他の地域での異なる気候と時間帯で、

それぞれの季節および季節の変化に対して生体がどのように適応しているのかを知る”

というものがあります。

Biocom Technologies社はこの実験に際して、

心拍変動を使って個人の健康状態をモニタリングできるツールとして

「ハートウイザード」というソフトを開発し、

さらにカナダの Autosun Health Technologies とロシア科学院(IMBP)の協力の基、

この研究に適したアルゴリズムを追加した「ハートウイザードMars-500バージョン」を開発しました。



では、実験の詳細については次回ご紹介します!