2024.02/23

迷走神経と香り(4)〜香道体験

ヒューマンテクノの川人紫です。

香道は、香りを通じて心身を整え、精神的な安定や深い意識の状態に到達する日本の伝統的な芸術です。その起源は古代中国やインドに遡りますが、日本では平安時代に禅宗の一環として発展しました。香道は香りや煙を使って瞑想や精神性の探求を行うことで、心の静けさや洗練された美を追求します。また、日本の文化や歴史においても重要な役割を果たしており、茶道や華道と並んで位置づけられています。香道の実践者は、香木や香料を選び、適切な方法で焚いて香りを楽しむことで、心身のバランスを取り戻し、精神的な充実感や平穏を得ることができます。

今回日本で最も長い歴史を持つ志野流家元一枝軒宗苾先生のご指導の元、徳川家縁の東京・増上寺で香道体験をさせていただきました。

志野流は日本の伝統的な香道の一派で、独自の技法と哲学を持ちます。古くからの伝統を尊重しつつも、現代のニーズに合わせた研究やアプローチを取り入れています。心身の調和を目指し、香りを通じて心の平穏や洗練された美を追求します。

香道は自律神経にさまざまな影響を与えます。香りを嗅ぐことで、脳は感情や記憶と関連付け、リラックスや安定感をもたらす神経伝達物質が放出されます。また、集中力を高めたりストレスを軽減したりすることが知られています。そのため、香道は自律神経のバランスを取る助けとなります。