2024.12/27
冷え性と自律神経①
どんどん気温が下がり冬本番となってきたことで、冷え性に悩まされている人も多いかと思います。
そんな冷え性には、実は自律神経が大きく関わっています。
今回は冷え性と自律神経の関係についてご紹介します!
冷え性とは
冷え性とは、手足の先端などの身体の一部が冷えやすくなる状態で、
医学的な観点では病気ではなくあくまでも身体的な症状の一種とされています。
しかし、冷えそのものが大きな健康被害を起こすことはなくとも、
症状を長く放置することで大きなストレスを感じる他、
便秘や下痢などの腸への影響や、しびれや肩こりなどの血行不良による問題にも繋がります。
冷え性の症状
冷え性というと、一般的に手足の先端がかじかむなどの症状が重い浮かびますが、
それ以外の箇所にも症状が現れる場合があります。
例えば下半身の筋力が衰えていると、
腰や脚を中心に冷えやすくなることがります。
また、冷たい飲み物やアイスなどを飲食することによって、
胃腸が冷え消化器官全体に影響が出ることもあります。
単純に冷え性と言っても上記の通りひとくくりにはできず、
北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛先生は以下の4つを基本的な分類としました。
①足や下半身が冷え、上半身がのぼせる場合もある「下半身型」
②四肢末梢が氷のように冷える「四肢末端型」
③体表面は温かいが腹部など体内が冷える「内臓型」
④身体の表面も内部も冷える「全身型」
分類された冷え性の症状には、それぞれ別の原因が隠されており、
自律神経の影響も異なっています。
次回は冷え性の症状と自律神経の関係性についてご紹介します!
北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛先生の発表については
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