2024.12/9
呼吸と心拍変動、自律神経の関係⑦
心拍変動に対する呼吸の影響と自律神経の関係についてこれまで解説してきました。今回は心拍変動解析を利用した、自律神経測定システムについてご紹介します!
自律神経測定システム
これまで解説してきたように、心拍変動解析を使用することで、
自律神経を数値として測定することが可能です。
Biocom社の自律神経測定システム(https://atlantic.jp/hrv)は、
センサーにより脈波もしくは心拍を測定して、心拍変動解析を行うシステムとなっています。
周波数領域解析のプロセスは、現在世界標準となっている
「高速フーリエ変換法(FFT)」という数学的解析プロセスが採用されています。
この高速フーリエ変換法によって、
測定した波形に対し、どの周波数が含まれているかを解析することで、
その組み合わせを分解して評価することが可能です。
自律神経測定システムの種類
Biocom社の自律神経測定システムは下記の3種類あります。
・インナーバランススキャナー
・ハートリズムスキャナーPE
・HRVLIVE
実験や施術の前後で自律神経の変化を比較することができるインナーバランススキャナー、
自分でプロトコルを作成でき、測定回数の設定や用途に応じての管理のしやすいハートリズムスキャナーPE、
連続して長時間の測定が可能なため、自律神経のリアルタイムでの変化を確認できるHRVLIVEと、
それぞれ製品の特色を活かして測定した自律神経のデータを活用することができます。
自律神経測定システムについてはこちらのサイトでご紹介しています!