2024.09/27
夏バテからの秋バテ①
長く続いた猛暑も終わり少しずつ秋の気配を感じ始めました。
つまり、季節の変わり目がやってきたことになります。
以前にも「春の自律神経」や「迷走神経賦活で五月病対策」などの記事でも紹介しましたが、
季節の変わり目は体調を崩しやすいのと同時に、
自律神経バランスも崩れやすくなっています。
今回は夏から秋に移り変わり際に発生する「秋バテ」についてご紹介します。
季節の変わり目
人間の身体は暑い日が続けば体温を調節して暑さに適応し、寒くなれば寒さ同じよう寒さに適応します。
これは自律神経の働きによるものです。
しかし、突然に気温が下がるとそれに自律神経がついてこれず、
交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。
これにより免疫機能が下がって風邪をひきやすくなったり、
疲れが取れず身体がだるくなるなどの症状を引き起こします。
夏バテからの秋バテ
夏バテとは気温の高さからくる自律神経の乱れによる症状の総称です。
さらに寝苦しい暑さや日の出の早さから睡眠時間が少なくなったり、
食事量の減少・冷たいものばかり食べるなどの食事の偏りが発生することで
さらに症状を悪化させやすいです。
夏から秋になり気温が下がることで、夏バテの症状も収まりやすくなりますが、
生活習慣が乱れた状態のまま急に気温が下がると、
逆により自律神経が乱れてしまう場合があります。
夏の負債をそのまま秋に持ち越してしまうわけです。
もちろん夏バテはしなかったのに、気温の変化に適応できず
新たに秋バテになってしまう可能性も十分にあります。
次回も秋バテについてご紹介する予定です!