2024.08/18
慢性上咽頭炎と自律神経
慢性上咽頭炎は、「のどがイガイガする」や「のどの奥が詰まった感じがする」などの症状の病気です。
原因はのどではなく、鼻の奥、のどの奥上の上咽頭にあることが多い病気です。
そのため、お医者さんでも気づかないパターンもあり、「異常なし」と診断されることもあります。
実は慢性上咽頭炎は、自律神経にも影響している可能性がある、恐ろしい病気です。
慢性上咽頭炎と自律神経の機能異常
最近の研究で、上咽頭には舌咽神経、迷走神経、自律神経終末が高密度に集まっているため、
その部分に炎症があると、自律神経に異常をもたらす可能性があると指摘されています。
つまり、慢性上咽頭炎により咽頭・口腔が、持続的な炎症があることで、
そこに集まっている自律神経が刺激を受けるということです。
それが、迷走神経や交感神経の機能異常をもたらす可能性があると言われています。
その他にも、神経を伝って慢性疲労症候群や、内分泌機能異常などの
さまざまな疾患の要因になり得るとも言われています。
もしも「異常なし」と診断されても、持続的にのどのイガイガが続く様であれば、
再度、病院で診断してもらいましょう。
詳細は以下よりお読み頂けます。