2025.03/26
摂食行動と迷走神経
摂食行動と迷走神経
「摂食行動」は人間にとって必要不可欠なものです。
適切なエネルギー補給により体重が一定に保たれ、健康を維持しています。
しかし、現代では肥満や痩せが問題となっており、過食や拒食、
摂食リズムの乱れによる健康被害も問題になっています。
摂食行動を調節するには食事指導などの方法がありますが、本人の意思によって左右されるなど、
必ずしも効果的な治療法であるとは言えません。
そこで、食欲調節機構の理解によるアプローチがあります。

求心性迷走神経の働き
求心性迷走神経とは、各臓器からの情報を脳へと伝達させる神経です。
腹部の臓器から脳に情報を伝え、満腹感を引き起こします。
この神経を刺激することで、摂食調節が可能となる可能性があります。
摂食行動のアプローチ
京都府立大学の研究では、胃腸の伸展刺激や栄養素、消化管ホルモンなどが、
求心性迷走神経を介して摂食調節に関わることが注目されています。
つまり、摂食行動により求心性迷走神経に刺激を与えることで、
摂食調節を行うことできる可能性があるということです。
食欲調節機構を理解することで、摂食行動異常の予防・改善・治療をする方法を
確立することが重要となっています。
求心性迷走神経については、こちらでも詳しく説明されております。
ぜひ、ご参照ください!