2024.12/12
自律神経と感情行動
日常生活の中で、ストレスを感じると、怒ったりイライラしたりすることがあります。
そういったストレスが原因で、健康を損ねるケースがありますが、
その原因には、自律神経が関わっている可能性もあります。
今回は、自律神経と感情行動の関係についてご紹介します。
自律神経と感情行動の関わり
自律神経は、交感神経と副交感神経から構成されています。
その2つがバランスを取り、心拍、呼吸、消化など、さまざまな身体機能を調整しています。
感情行動は、その自律神経のバランスに影響を与え、身体にも影響を与えます。
例えば、怒りなどの感情は交感神経を活性化させ、
身体に心拍数の上昇、血圧の上昇、呼吸の速まりといった反応を引き起こします。
一方、安心やリラックスを感じることは、副交感神経を優位にさせて、
身体に、心拍数の減少や、消化機能の活性化といった状態をもたらします。
自律神経の状態のよって受け取る感情の変化
また、自律神経の状態によって、感情の感じ方も変化します。
例えば、交感神経が過剰に活性化している人は、
常に落ち着かず、イライラを感じやすくなる傾向があります。
逆に、副交感神経が優位な人では、ストレスに強い傾向にあります。
自律神経のバランスが整っていないと、感情の起伏がコントロールできず、
不安や悲しみなど、ネガティブな感情にさいなまれやすくなります。
このように、自律神経と感情は切り離せない関係にあり、
自律神経のバランスを整えることで、心身の健康を促進することに繋がります。
自律神経と感情行動については、こちらでも紹介しております。
是非ご参照下さい!