2024.06/10
自律神経と熱中症①
初夏を迎えてから気温が25℃を超す夏日が続いており、
今年の夏は酷暑になるとの報道がされています。
春の内から夏日があったりしたことを考えると
今年の夏も35℃を超える日が続くかもしれません。
また、梅雨の時期となったことで湿度が高まり
蒸し暑い日がかなり増えてきました。
気温と湿度が上昇するこの時期は、自律神経が乱れやすく、
熱中症を発症しやすくなります。
今回は、熱中症について自律神経との関係も交えて解説します。
自律神経と熱中症の関係
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立ち、
2つの神経がバランスを取りながら、私たちの体温調節や内臓の働きをコントロールしています。
暑さによって体温が上昇した時、汗をかくことで体の熱を逃がそうとするのも
自律神経のはたらきによるものです。
しかし、気温が上がりすぎたり湿度が高かったりすると、
自律神経が上手く働かず体温を下げることができなくなる場合があり、
熱中症に繋がっていきます。
その他、エアコンの効いた室内と暑い屋外を頻繁に行き来すると
気温差によって自律神経に負荷がかかり、
自律神経失調症を発症することもあります。
そうなると体温調節が上手くいかなくなり、
普通よりも熱中症を発症しやすくなる危険が高まります。
次回は熱中症の予防についてご紹介します。
また、環境省熱中症予防サイトをチェックするのもおススメです。
気温の高さとは別に暑さ指数を確認することができ、
熱中症警報アラートなどの確認もできます!