2025.03/3
自律神経と睡眠の質の向上②
前回に引き続いて、自律神経と睡眠の質の向上についてご紹介します。
前回は、交感神経系と睡眠に関するご紹介をしました。
つまり、交感神経系が優位に働いていると、身体は興奮状態になっており、
それが続く状態であれば、睡眠障害を起こすことがあります。
では、自律神経が乱れると、具体的にどのような障害があるのでしょうか?
それを説明いたします!
どうして自律神経のバランスが乱れるのか?
自律神経は、どのような状態で乱れるのでしょうか?
それは、日常で受けたストレスや、生活習慣の乱れ、運動不足などが原因になることがあります。
自律神経のバランスが乱れている状態が長く続くと、
交感神経と副交感神経の調節が正常に行われないという症状が現れることがあり、
それを自律神経失調症といいます。
自律神経失調症は、特定の病名ではなくて、自律神経のバランス取れない状態を意味する用語です。

身体に起こる様々な症状と睡眠の質について
では、自律神経のバランスが乱れていると、身体にはどのような不調が現れるのでしょうか?
自律神経は乱れていると、体の臓器、生理の機能が不安定になります。
そのため、めまい、疲労、肩こり、冷え、などの問題が生じます。
睡眠の質に関することであれば、不眠、寝つきの悪さ、寝ていても途中で起きてしまうなど、
ぐっすりとした睡眠をとることが難しくなります。
副交感神経系を優位にすることでリラックス
これらの症状は、交感神経系が優位に働いて、身体が緊張状態になっているため、
起こる症状だといわれています。
そのため、夜間は交感神経系ではなく、副交感神経系が優位に働いていると、
身体がリラックスして、質のいい睡眠が取れるとされています。
では、どのようにすれば副交感神経を優位にできるのか?
それは次回、ご説明いたします!
自律神経の乱れと身体の不調については、こちらでも詳しく説明しております。
ぜひ、ご参照ください!