2025.03/6
自律神経と睡眠の質向上③
前回に引き続いて、自律神経と睡眠の質の向上についてご紹介します。
前回は、交感神経系と睡眠に関するご紹介をしました。
つまり、交感神経系が優位に働いていると、身体は興奮状態になっており、
それが続く状態であれば、睡眠障害を起こすことがあります。
そのため、寝る前は副交感神経系が優位であるほうが、
身体はリラックスして、睡眠の質も向上します。

副交感神経の働きと自律神経と睡眠の質向上について
では、副交感神経の働きについてご説明いたします。
副交感神経は、身体をリラックスさせる作用があり、休息、睡眠のときに高まります。
そして、夜間帯に優位になるという特徴もあります。
副交感神経は夜間に優位になり、身体をリラックスさせて休息の状態に導きます。
同時に、身体の回復させます。
しかし、夜間でも交感神経が優位な状態だと、身体は休まらず、睡眠障害の原因になります。
すなわち、夜は副交感神経が優位になるよう取り組むと、睡眠の質の向上につながります。
どうすれば副交感神経が優位になるのか?
どうすれば、副交感神経が優位になるのか。
いくつか、具体的な例を挙げていきます。
①寝る前の光刺激を避ける。
②38~40度くらいの温度の風呂に15分程度入る。
③リラックスできる音楽を聴く。
④アロマオイルを試す。
⑤軽くストレッチなどをする。
①については、スマホ、テレビ、照度の高い室内照明は、交感神経が活性化しするので
寝る前にスマホを触るなどは避けたほうが良いでしょう。
リラックスすることで睡眠の質を向上させる
他にも、身体をリラックスさせることで、副交感神経を優位に導くことができます。
また、眠れないときに、無理して眠ろうとはしないでください。
頑張って眠ろうとすると、交感神経が高まり、ますます眠れない状況になります。
なので、ベッドから出て、リラックスできることをして、眠気が出たときに、再びベッドに戻るのが良いでしょう。
ぜひ、お試しいただいて、睡眠の質を向上させてください!
睡眠と自律神経についてはこちらでも紹介しています。
ぜひご参照ください!