2024.02/25

自律神経失調症④-自律神経失調症の主な症状

自律神経失調症による症状は人によって様々で非常に多岐にわたります。

今回は自律神経失調症の症状についてご紹介します!

前回の記事はこちらからどうぞ!

部位主な症状
頭痛、頭重感
耳鳴り、耳の閉塞感
口の渇き、口中の痛み、味覚異常
疲れ目、涙目、目が開かない、ドライアイ
のどのどの異物感、圧迫感、イガイガ感、のどがつまる
心臓血管系 動悸、めまい、たちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動
呼吸息苦しい、息がつまる、酸欠感、息切れ
消化器吐き気、腹部膨満感、便秘、下痢
手足しびれ、痛み、冷え
筋肉・関節 肩こり、筋肉や関節の痛み、関節のだるさ、力が入らない
全身症状倦怠感、疲れやすい、微熱、ほてり、食欲不振、不眠等睡眠障害
精神症状不安感、イライラ、落ち込む、集中力がない、やる気がでない等


めまいやふらつき

自律神経のバランスの乱れにより、めまいやふらつきが起こることがあります。

これらは特に立ち上がったりする際に顕著に現れます。


動悸や心臓の不規則な鼓動

自律神経の乱れによって心臓の鼓動が不規則になったり、動悸を感じることがあります。


消化器系の不調

胃痛、下痢、便秘などの消化器系の不調が現れることがあります。

併せて食欲不振や吐き気も伴うこともあります。


頭痛や偏頭痛

自律神経のバランスが乱れることで頭痛や偏頭痛が起こることがあります。

特にストレスや緊張が原因となることが多いです。


睡眠障害

入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などの睡眠障害が自律神経失調症の症状として現れることがあります。

また、睡眠中の異常な動きや振動も見られる場合があります。


冷えや多汗症

自律神経の異常によって、血流が悪くなったり汗腺の働きがおかしくなり、

手足の冷えや多汗症が現れることがあります。


不安やうつ症状

自律神経失調症の症状によって不安やうつ症状が増悪することがあり、

特に症状が慢性化することで、心理的な負担も大きくなっていきます。


まとめ

これらは一般的な症状ですが、個人によって経験する症状やその程度は異なります。

自律神経失調症の症状が継続する場合は、医師や専門家の診断を受けることが重要です!


次回は自律神経失調症と関連の深い病気についてご紹介します!

また、自律神経失調症については

一般社団法人日本臨床内科医会の冊子でも詳しく紹介されています。