2024.10/30

迷走神経活性化の効果②

前回の記事で、迷走神経活性化の効果についてご紹介しました。

今回も、効果についてご紹介いたします!

前回もご紹介しました通り、耳の内側には迷走神経が集中しています。

そのため、そこを刺激することで迷走神経に刺激を与えることができます(耳ケア)

耳介

迷走神経活性化の足跡

迷走神経刺激療法は、特にてんかんの治療において使用されていました。

その療法は、患者の体内にデバイスを埋め込み、電気を流して刺激を与える侵襲性の方法が主流でした。

しかし、この方法は手術が必要になるなど、気軽には受けられない治療法でした。

そこで、研究が進んだことで体への負担の少ない刺激療法も研究されました。

それが、経皮的迷走神経刺激療法です。

経皮的迷走神経刺激療の可能性

様々な研究から、経皮的な迷走神経刺激が、

侵襲的な迷走神経刺激と同じの効果があると言う結果も出ています。

迷走神経刺激療法は、てんかんの他にも、うつ病や認知症など脳の病気、

その他、更年期障害や生理痛などのホルモンバランスの問題、

最近では新型コロナウイルス感染症の後遺症のリハビリテーションなど、

幅広い分野において、有用な効果があると研究されています。

 経皮的迷走神経刺激の研究がより進むことで、

さまざまな病気の治療や、リハビリに新しいアプローチができる未来が広がっていきます。

迷走神経刺激についてのさまざまな効果について、

こちらでも紹介されております。

是非、ご参照ください!