2024.02/4
迷走神経障害がコロナ後遺症の主因か
https://forbesjapan.com/articles/detail/64717
Lancetに掲載されました論文
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4479598
によりますと コロナ後遺症の症状は迷走神経障害の症状と一致し 迷走神経が障害された可能性が高いと考えられています。
弊社は迷走神経活性化を行うための様々な取り組みを行っています。迷走神経障害には【肺活】、【耳ケア】といった迷走神経刺激療法が有効であることが分かっています。
2020年代から迷走神経刺激療法に関する論文は指数関数的に増え注目を浴びる分野です。
迷走神経障害(Vagus Nerve Disorder)とは、迷走神経機能の異常によって引き起こされる神経系の障害です。迷走神経は、脳幹から臓器にかけて走る重要な神経であり、自律神経系の一部です。
以下は、迷走神経障害に関する主なポイントです。
- 迷走神経の役割:
- 迷走神経は、心臓、肺、消化器官などの臓器の活動を制御する重要な役割を果たしています。
- 心拍数の調整、血圧の維持、呼吸の制御、消化器官の動きの調整などに関与しています。
- 症状:
- 心拍数の不規則性、動悸、めまい、吐き気、食欲不振などが見られることがあります。
- 呼吸の異常、声のかすれ、喉の異常感、食道の動きの異常なども起こる可能性があります。
- 原因:
- 迷走神経障害の原因は多岐にわたり、感染症、自己免疫疾患、外傷、腫瘍、糖尿病などが関与することがあります。
- 特にウイルス感染(例: 上気道感染症)が原因となることがあります。→COVID19が原因で起こると考えられています。
- 診断:
- 症状の詳細な評価、身体検査、心電図、血液検査などを行って診断を行います。
- 必要に応じて、神経学的な検査や画像検査(MRIなど)が行われることもあります。
- 治療:
- 迷走神経障害の治療には、基本的には原因に対する治療。
- 症状の軽減や管理のために、薬物療法、生活習慣の改善、リハビリテーションなどが行われることがあります。
- 迷走神経刺激療法(肺活、耳ケア)
- 予後:
- 迷走神経障害の予後は原因や重症度に依存します。
- 原因が適切に治療されれば、症状が軽減することがありますが、慢性的な症状が残ることがあります。
迷走神経障害は症状が多様であり、個々の症例によって異なるため、適切な診断と治療が必要です。