2024.09/14
e スポーツと心拍数変動（HRV)②
前回に引き続いて、eスポーツの研究についてをご紹介します！
現在、e スポーツは急速に成長しており、世界中で注目と関心が集まっています。
大規模な国際トーナメントや、賞金の出る大会も多く開催され、
大規模な大会では、何千万という視聴者が集まります。
今や、eスポーツはエンターテイメント産業として確立し、他のスポーツと同等なほど人気になっています。
eスポーツのメリット・デメリット
しかし、過度のeスポーツのプレイ時間はゲーム依存症などの問題を引き起こす可能性があると言われています。
eスポーツをやりすぎると、睡眠や食生活の質の低下など、
ライフスタイルに悪影響を及ぼすこともよく言われています、
一方で、eスポーツは自己制御を監視できたり、ストレスコントロールを育むなど、
ポジティブな論もあります。
さまざまな論文や文献がありますが、アプローチがまちまちで、結論は一概に定まってはいません。
科学的に、データに基づいた理論が必要です。
そこで、心拍変動解析（HRV）からのアプローチする研究が進んでいます。
心拍変動解析（HRV）からのアプローチ
HRVは自己調節に重要な役割を果たす神経活動を指標化できるため、
従来のスポーツにおいても、重要となります。
eスポーツは、自己調節と節制が必要となる競技なので、
その指標はパフォーマンスにおいてより重要なものになるでしょう。
以前の記事でも、eスポーツアスリートのためのデバイス開発についてご紹介しました。
これらがより開発が進むことで、スポーツ全般に新しい知見をもたらす可能性も示唆されています。
下記URLより、それらの研究についての詳細をお確かめ頂けます。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S146902922300119X