2024.04/13

春の自律神経

寒い季節を超えて、やっと暖かい季節になってきました。

喜ばしい一方で、春は、冬からの季節の変化などによって、自律神経にさまざまな影響を与えます。

この影響には良い面と悪い面どちらもありますが、

どのようなものがあるのでしょうか。

今回は自律神経と春の関係性をご紹介します。


春がもたらす自律神経への良い影響

まず、春の訪れに伴い日照時間が増えることで、

体内時計や生体リズムが調整されます。

これにより、交感神経と副交感神経のどちらも活性化し、

自律神経機能が向上していきます。

交感神経が活性化されるとよりアクティブに気分になります。

一方で、副交感神経が活性化することで、身体がよりリラックスした状態になります。

上記のような自律神経機能の向上により、より快適に日常を過ごしやすくなるでしょう。


また、春の訪れにより気温や気候が穏やかになることで、

屋外での活動が増える傾向があります。

これにより、運動や自然との接触が増え、ストレスを軽減する効果が期待されます。


さらに、春には新しい始まりや希望の象徴があり、

心理的にもポジティブな影響を与えることがあります。

冬の間に抱えていたストレスや季節性情動障害などの問題が軽減されることがあり、

気分が明るくなる傾向が見られることもあります。


春がもたらす自律神経への悪い影響

一方で、春先には花粉症などのアレルギー症状が悪化することがあります。

花粉症の症状は、免疫系の過剰な反応によって引き起こされますが、

これにより体内の炎症反応が増加し、自律神経のバランスが崩れることがあります。


また、季節の変わり目は気温の変化が激しくなるため、

自律神経バランスを崩しやすくもあります。

上手く春の恩恵を享受することで自律神経バランスを整え、

健康的な生活を送っていきましょう。


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また、大正製薬のサイトでも解説されています!