2024.05/8
迷走神経 声との関係(耳ケア)
ヴァーガルトリートメントセラピストの髙木です。
今回は声について。
迷走神経は脳神経12対あるうちの10番目の神経で副交感神経、感覚神経、運動神経から成り立ってます。
迷走神経は脳神経系の中で最も広く分布しており、脳神経でありながら、耳や喉など頭部だけでなく、心臓や食道や胃、小腸や大腸、肝臓、膵臓、脾臓など内臓部分まで分布し、どこをどう走っているかわからない、迷走しているみたいだという事から「迷走神経」という名が付いてます。
その迷走神経(運動神経)は咽頭、喉頭の運動、声帯の運動にも関わっています。
発声に関与していて、筋肉を動かして声を出してるんです。声帯ですね。
声が出るのは迷走神経のお・か・げ。
声帯の機能は、声をつくる。呼吸の通り道、誤嚥防止。
迷走神経が障害されると、嗄声(させい)といい声が掠れしわがれた声になったり、呼吸困難になったり、誤嚥してしまうんです。
これを聞いただけで迷走神経がいかに重要な神経だと分かりますよね。
障害されると上記のような症状がでますが、逆に迷走神経を刺激してあげれば出にくくなった声が出しやすくなることも。
刺激した事で仕事復帰された田原さん。
ぜひこちらの記事とYouTubeをご覧下さい。
🍀
迷走神経刺激にはヴァーガルトリートメントの「耳ケア」と「肺活」です。